

クリスマスの日の夕方、我が家の一番の老猫、黒猫のぽぽはお星さまになってしまいました。
23日の夕方から食事を受け付け無くなり、ぐったりしてしまい
24日に病院に連れて行ったのだけれども、診断はもう長くは持たないかもしれない、年内もつかどうか…という事でした。
いつかはこんな日が来る…と、覚悟はしていたつもりだったけど…
ぽぽは平成元年の3月末頃、冷たい雨の中で鳴いていたのを殿が保護したのがキッカケで我が家の一員になりました。
(詳細はこのブログのカテゴリ「猫」で『我が家の猫事情』で書いてますので、よろしかったらご覧ください)
缶詰をあげると勢い良く食べ、お腹いっぱいになるとひざのうえに乗ってきて寝てしまって…
人懐こいから、きっと飼い猫だったんだろうと話していました。
元気になって、元居た公園に放したのだけれど、どうしても気になって…
そして、その数日後、二人でその公園を通りかかるとぽぽは居ました。
にゃーと走り寄ってきて…
二人で目を合わせると、何も言わなくてもお互いの気持ちが解り、頷くと殿は皮ジャンの懐にぽぽを入れ、アパートに連れて帰って来てしまったのです。
ぽぽと名付け、その二ヵ月後うずら(キジトラ)が生まれ…
ぽぽは、本当に良い子でした。
何をされても、引っかいたり噛み付いたりしない子でした。
ねずみや鳥は捕まえるのに…ぽぽは本物のハンターでした。(^^;
食い意地は張っていたけれども…(笑)
拾った頃は、アパートで隠れて飼っていたので、昼間の間はお外に出ていてもらう事が多かったのもあるのだけれど…
「にゃー」と鳴いているので、帰って来たのかと窓の外を見ると、スーパーの買い物袋を提げてる人の後を着いて歩いてる。
「お腹空いてるの?しょうがないわね〜」とか言われながら、ハムとか、ウィンナーとかもらっているのを良く見かけたなぁ。(^◇^;)
時には…
仕事に行く時外に出すと、たたたたた〜っと、向かいのアパートの階段を登っていって、真ん中辺りの部屋の前で鳴いている。
ドアが開き「あら〜来たのね〜」とか言われながら部屋の中に入っていくぽぽ。
おいおい…(^◇^;)って感じでしょ?
あそこの家でも可愛がってくれてたのか、と。(笑)
たぶんそこのお家だと思うけど…
ある日、ぽぽはバンダナでできた可愛らしい首輪を付けられて帰って来た事もありました。(笑)
良い匂いがしていたので、シャンプーもしてもらったのでしょう。
爪もちゃんとお手入れされてたりして。(笑)
そんな風に色んな所で可愛がってもらっていたようです。
でも、夜になるとちゃんと家に帰って来ました。
なぜなら、家には子供のうずらがいたからでしょう。
お外に出していた頃は、夜のお散歩もしたりしてました。
リード等つけなくても、ぽぽはちゃんと後を付いてくる子でした。
時に、電柱や家やアパートの塀の影に隠れたりしながら、かくれんぼしながら歩きました。
ぽぽはかくれんぼが好きで、隠れると、見つけては「うんにゃ」と鳴くのです。
そして、今度は自分が隠れるぞ、と言わんばかりに先まわりして隠れて…(笑)
隠れてと言っても、こちらからは丸見えなんだけどね。(笑)
家の中でも、そんな風にして遊ぶ事もありました。
その後、二回の引越しも有り、二回目の時にはすでに15歳くらいになっていたと思うけど、その時には1.9kgまで体重も落ちてしまい、もうダメかも?
と、思ったものでした。
一番太っていた時は4kgもあったのに…
骨と皮だけのように痩せてしまい、病院にも行ったけれど「色んな所が少しずつ悪くなってはいるけれど、治療するほどではない」と。
「老衰」という事でした。
引越しのストレスもあったのでしょう。
でも、それでも食欲だけは衰える事がなく、良く食べていたので、それだけが救いでした。
すると、病院に行ってから数日後抱き上げると、ずしっと手に重みが。
少しずつ快復してきているようで安心したものでした。
今年に入って、ぽぽはまた痩せて来ていて、排泄もトイレまで間に合わなくて、あちこちでしてしまうようになり、自分でおしりを舐めたり、毛づくろいもし辛いようで、私達が介護しないといけない事が増えました。
殿や義母が交互に具合悪くなったりして、私自身もストレスで落ち着かない精神状態の時があり、ぽぽの事もあまり面倒見られなかったり、時に八つ当たりしてしまう事もありました。(汗)
それでも、ぽぽはがまんしてたんだと思います。(涙)
もっと、もっと、可愛がってあげれば良かった。
もっと、もっと優しくしてあげれば良かった。
もっと、もっと、おいしいものをあげれば良かった。
どんなにそう思っても、もうぽぽは居ない…
出来るだけの事はしたと思っても、まだこんなに思いは残ってしまう…
24日にはもう目も閉じられないようでした。
それでも、病院から帰って来て、ペースト状のフードと猫用ミルクを混ぜてスプーンですくって口元に持っていくと、スプーンに噛み付くようにしてそれを舐めてくれました。
22日にチーかまを美味しそうに食べてたぽぽ。
23日には午前中ささみを少し食べてました。
その日の午後からは何も食べられなくなっていたので、24日のそれが最後の食事になってしまいました。
25日は出勤したのだけれど、定時より少し早めに早退させてもらうつもりでした。
だけど、朝から泣いてしまってて、仕事仲間にも「仕事にならないでしょう?」と、もっと早く早退をした方が良いという話になって、その言葉に甘える事にしました。
お昼過ぎ帰ってくると、ぽぽは私の事がわかったのか「にゃ〜」と鳴きました。
病院でもらったシリンダー(針の無い注射器)でお水を口元に持っていくと、少し舐めていました。
殿は午後心臓の検査があり、終わったら早めに帰ってくるとメールをくれ、4時過ぎに帰宅してくれました。
25日も病院の予約を入れていたのだけど、6時45分だったので、早めに診てもらおうと電話を入れたものの、予約が詰まっていて何時になるかわからないという事だったので、予約を変更する事ができなかった事を話して、時間もまだあるからちょっと横になるね…と、ぽぽに添い寝をするようにして、撫でていました。
撫でていると、ぽぽは私を見て「にゃ〜」とまた鳴きました。
なぁに?と声をかけて間もなく…
ぽぽの呼吸が乱れて、引き付けるように…
「ぽぽの呼吸が変なの、もう、ダメかも…」と殿に言うと、殿はすぐにぽぽの所に来て、一緒にぽぽを撫でました。
「もうがんばらなくていいよ」と声をかけると、その声に答えるかのように、ぽぽは動かなくなりました。(涙)
4時45分頃だったと思います。
ぽぽは逝ってしまいました…
26日はお休みを貰い、火葬をしてもらうため、千葉に行ってきました。
ペットセレモニーをしてくれる業者さんが送り迎えをしてくださるという事だったので、助かりました。
殿ってば、ぽぽは抱いて行きたいというので、ひざに箱ごと抱いていたのだけれど、途中から「やっぱり辛い」と私にぽぽを預けたまま…おいおい。(^_^;)
でも、車中でずっとぽぽを抱いていられたのは良かったのかもしれない。
色んな事を思い出していました。
そして、お昼過ぎ、小さなお骨になって一緒に帰って来ました。
お供養もしてくださるという業者さんなのだけど、その場所が木場なので近くだし、良かったと思ってます。
最後にぽぽが私の顔を見て「にゃ〜」と鳴いたのは、何が言いたかったのだろう?
いっぱい我慢させてしまって、ごめんね。
そして、たくさんありがとう。
18年と9ヶ月、一緒に過せて幸せだったよ。
ありがとうぽぽ。